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画像2 まだ幼木だが全形が分る。
枝先に集まって互生する葉も、葉柄も大きい代表のヤツデよりさらに大型で、全体に毛が多い。
(撮影:2002.11.4 日南市) |
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画像3 宮崎では完全な落葉状態にはならず、一部の葉を残したままで冬を越し、3月末になると茎頂から新葉を展開する。
(撮影:2003.3.23 高岡町) |
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画像4 葉は円形で大きく切れ込んで7〜12裂して星状毛が生え、大きいものではさしわたし60cm以上にもなる。(撮影:2002.11.21 日南市) |
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画像5 花軸は緑色だが、淡黄褐色の綿毛で覆われている。 小苞も綿毛に覆われる。
(撮影:2004.12.16 高岡町) |
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画像6 花は高さ60cmほどの円錐花序となる。 散形花序の蕾はまだ小さく固いが、分枝する小花軸ごとに小苞に綿毛ごとしっかりと保持されている。
(撮影:2004.11.21 日南市) |
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画像7 小花軸に展開した散形花序の大きさは、オシベの長さも含めて2cmほどで、短い小花柄の先につく。(撮影:2004.12.16 高岡町) |
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画像8 花の直径はさしわたし7ミリほどの大きさで花弁は4枚、3角状卵形で外面に短毛が密生する。(撮影:2004.12.16 高岡町) |
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画像9 平開した花弁、オシベの付け根に溜まった蜜が見える。オシベは4個で花柱は2個。
(撮影:2004.12.16 高岡町) |
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画像10 高さ4ミリほどの萼筒は綿毛が密生し、先は殆ど全縁。オシベが落ちて2つの花柱がよく見える。(撮影:2004.12.20 高岡町) |
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画像11 葉表の鋸歯。切れ込みも含めて縁には細かい鋸歯がある。(撮影:2004.12.16 高岡町) |
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画像12 葉裏の毛。葉柄の毛の一部を指で掻き落とした。(撮影:2004.12.16 高岡町) |
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画像13 開きかけた新葉の様子、全面に黄褐色の綿毛が密生する。(撮影:2004.11.21 日南市) |
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画像14 葉柄の跡が残る茎の上部。
(撮影:2004.11.21日南市) |
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画像15 茎に枝はなく、縦のしわが目立つ。
(撮影:2004.11.21日南市) |
画像16 直径約2cmの茎、と中心部の髄。
この髄を取り出して作った紙を通草紙という。
カミヤツデ、ツウダツボク、ツウソウといわれる由縁だが、特に有名なのが水中花で、冷房がなかった江戸時代には、夏の暑さしのぎに多く作られたらしい。この紙は水にあうと膨れるので、色を付け水中に入れる造花にしたもので、今でも縁日や夜店で売られていることがあるというが・・・・・・・。
(撮影:2004.11.21 日南市) |
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画像17 水中花(駄菓子屋さんで購入して自宅で広口瓶に入れて咲かせたもの:材料は不明)
和漢三才図絵(正徳三年(1713年):寺島良安著)にカミヤツデ の記載があるらしいので、その当時からかなり使われていたと思われる。
(図説草木名彙辞典:木村陽二郎 1991柏書房を参考にした)
(撮影:2004.12.20 自宅) |
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