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画像3 派手な洋蘭を思わせる花は独特の紅白縞があって見栄えがする。写真の葉は本来の濃い緑ではないが、ポツポツと見える白斑は高温多湿を象徴する葉状地衣の「アオバゴケ」だそうで、このハナミョウガではよく見かける斑点である。
(撮影:2003.5.18 宮崎市加江田) |
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画像4 高さ20cmほどの花茎に20〜30個の花を咲かせる。
(撮影:2003.5.18 宮崎市加江田) |
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画像5 内花被の花軸側一片は長楕円形で立ち上がってオシベを覆う。白地に赤い筋が入った唇弁は前に開いて先が3裂、両側基部には披針形をした細く赤い付属体を角のように伸ばす。
(撮影:2003.5.18 宮崎市加江田) |
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画像6 オシベは直立して先は前方に曲がり、突き出た白っぽい葯隔の下に左右2室になった葯がつく。花柱は左右2室の葯の間から自転車のペダルのように形で柱頭を突き出す。
(撮影:2003.5.18 宮崎市加江田) |
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画像7 葉は大きいもので幅7〜8cmほどになり、表面は無毛で手触りはやさしい。
(撮影:2003.5.18 宮崎市加江田) |
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画像8 葉の裏面は短毛が密生して触るとビロードのように柔らかい。
(撮影:2004.12.16 田野町) |
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画像9 葉の基部は鞘になって互生し、それが重なりあった偽茎には微細な毛がある。
(撮影:2004.12.16 田野町) |
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画像10 深緑色をしている葉の間から見える赤い果実は、上を覆う樹木が落葉するこの時期、直射日光を浴びる。(撮影:2004.1.31 綾町) |
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画像11 表面に細毛がある果実(刮ハ)は、ラグビーボールの両端をもっと細くした形で、長さ2.5cm弱、先端に長さ1cmほどの萼が残る。
(撮影:2004.1.31 綾町) |
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画像12 いくつか調べた果実では、種子は12〜17個入っていた。3角のおにぎりを片手で半分握りつぶしたような形に変形した種子の大きさは、さしわたしで4ミリ前後。手前右の種子にはまだ白っぽい仮種皮がくっついている。
(撮影:2004.12.16) |